こんにちは。静岡安倍川整体院です。

「急にドキドキして不安になる」
「息がしづらい感じがして落ち着かない」
「緊張が強い日に動悸が気になりやすい」
「体の力が抜けず、いつも気が張っている感じがする」

このように感じることはないでしょうか。

パニックや動悸があると、不安がさらに強くなりやすいものです。すると、また起きるのではないかと心配になり、体も休まりにくくなっていきます。

もちろん、強い胸の違和感や急な悪化がある時は、早めに専門の機関で確認することが大切です。

そのうえで、日々くり返しやすい不安感や動悸を考える時には、気持ちの面だけでなく、首肩のこわばり、呼吸の浅さ、胃やお腹まわりの緊張、体全体の力みといった流れも一緒に見ていくことが大切になります。

今回は、パニックや動悸が気になる時に、なぜ体全体のつながりで見たほうがよいのかについてお話しします。

不安が強い時は体も強く緊張しやすくなります

不安が高まると、体は無意識に身構えやすくなります。

「また起きたらどうしよう」
「このまま苦しくなったらどうしよう」

そう考えるだけでも、首肩に力が入り、呼吸が浅くなり、胸やお腹まわりまで固まりやすくなります。

すると、

  • 首肩がこわばる
  • 息が浅くなる
  • 胸が詰まる感じがする
  • 胃やお腹まわりも固まりやすくなる
  • さらに不安が強くなる

という流れにつながりやすくなります。

つまり、不安は気持ちだけの問題ではなく、体の緊張と深く結びつきながら強まりやすいことがあります。

動悸が気になる時ほど呼吸が浅くなりやすいです

動悸が気になる時、多くの方は無意識に呼吸が浅くなりやすくなります。

呼吸は胸だけでしているわけではありません。
首、肩、背中、胸、お腹などが一緒に動くことで、自然な呼吸がしやすくなります。

ところが、緊張が強くなると、

  • 肩が上がりやすい
  • 首の前後が固まりやすい
  • 胸が開きにくい
  • お腹に力が入りやすい

こうした状態になりやすく、呼吸が小さく浅くなっていきます。

呼吸が浅くなると、体はさらに落ち着きにくくなります。
すると動悸も意識しやすくなり、不安の流れが続きやすくなることがあります。

首肩のこわばりが強い方は休まりにくいことがあります

パニックや動悸が気になる方の中には、首肩のこわばりを強く感じている方が少なくありません。

たとえば、

  • いつも肩に力が入っている
  • 首の後ろが張りやすい
  • 背中まで固まりやすい
  • 寝る前まで気が抜けない
  • 休んでも体が軽くならない

こうした状態が続いていると、体は休む方向へ切り替わりにくくなります。

首肩のこわばりが強い

呼吸が浅くなる

体がさらに落ち着きにくくなる

また首肩が張りやすくなる

このような流れになっていることもあります。

ですので、不安感や動悸を考える時には、首肩まわりの緊張を切り離して考えないことが大切です。

胃やお腹まわりの状態が重なっていることもあります

不安や動悸が気になる方では、胃やお腹まわりの不調が重なっていることがあります。

たとえば、

  • 緊張すると胃が重くなる
  • 食後にすっきりしない
  • お腹が張りやすい
  • みぞおちのあたりが固い感じがする
  • 胃の不快感がある日に不安も強くなりやすい

このような方も少なくありません。

胃やお腹まわりは、自律神経の影響を受けやすい場所です。
そのため、胃がつらい時には体全体が落ち着きにくくなり、不安感や動悸の出やすさにもつながることがあります。

逆に、不安が強い時には胃やお腹まわりも固まりやすくなります。
このように、気持ちとお腹の状態は別々ではなく、ひとつの流れの中で重なっていることがあります。

自律神経の乱れが気になる方に重なりやすい流れがあります

パニックや動悸が気になる時、自律神経の乱れという言葉が気になる方も多いと思います。

実際には、

  • 忙しさや緊張が続く
  • 首肩がこわばる
  • 呼吸が浅くなる
  • 胃やお腹まわりも固まりやすくなる
  • 眠りが浅くなる
  • 体が休まりにくくなる
  • 不安感や動悸が出やすくなる

こうした流れが重なっていることがあります。

この場合、一つだけを見ても全体は整理しにくくなります。
そのため、不安感そのものだけでなく、体がどこから休まりにくくなっているのかを見ていくことが大切です。

筋膜の癒着があると体の緊張が抜けにくくなります

当院では、筋膜の癒着をはがし、自己回復力を高めることを大切にしています。

筋膜は、筋肉どうしや体のさまざまな部分をつないでいる組織です。
この筋膜がこわばったり、癒着したりすると、体はなめらかに動きにくくなります。

パニックや動悸が気になる方では、

  • 首の後ろの張り
  • 肩の上がりやすさ
  • 背中の固さ
  • 胸まわりの縮こまり
  • お腹まわりの緊張

こうしたところに筋膜の癒着が重なっていることがあります。

その状態では、気持ちを落ち着かせようとしても体が先に身構えてしまい、なかなか休みに入りにくくなることがあります。だからこそ、どこにこわばりが残っているのか、全体の流れの中で見ていくことが大切になります。

パニックや動悸は体全体の流れで見たほうが整理しやすいことがあります

不安感や動悸がある時は、胸や気持ちだけを見るより、全身の流れで見たほうが整理しやすいことがあります。

たとえば、

  • 緊張する出来事が続く
  • 首肩に力が入る
  • 背中や胸まわりが固まる
  • 呼吸が浅くなる
  • 胃やお腹まわりも緊張する
  • 眠りが浅くなる
  • 体が休まりにくくなる
  • 不安感や動悸が強まりやすくなる

このように、一つひとつがばらばらではなく、同じ流れの中で重なっていることがあります。

そのため、胸の違和感だけ、気持ちだけで考えるのではなく、首肩、背中、胸、お腹、呼吸まで含めて見ていくことが大切になります。

当院が大切にしている見方

当院では、パニックや動悸が気になる方に対しても、ただ不安という言葉だけでまとめるのではなく、
なぜ体が休まりにくくなっているのか
なぜ呼吸が浅くなっているのか
なぜ首肩やお腹まわりの緊張が抜けにくいのか
という流れを見ていきます。

首の緊張はどうか。
肩の力みは強くなっていないか。
背中や胸まわりの動きは小さくなっていないか。
呼吸は浅くなっていないか。
胃やお腹まわりまで固まりやすくなっていないか。

こうしたつながりを見ながら、筋膜の癒着をはがしていくことで、体全体が動きやすく、休まりやすい状態を目指していきます。

その結果として、自分の力で整いやすい流れにつながっていくことを大切にしています。

日常で意識したいこと

パニックや動悸が気になる時は、日常でも少し意識できることがあります。

1. 息をゆっくり吐く

苦しく感じる時ほど、吸うことばかり意識しやすくなります。まずはゆっくり吐くことを意識すると、体の力みが抜けやすくなります。

2. 首肩を固めたままにしない

長時間同じ姿勢が続くと、緊張は強まりやすくなります。こまめに肩の力を抜いたり、姿勢をほどいたりすることが大切です。

3. 胃の重さをそのままにしない

食後の重さやお腹の張りが続く時は、体が休まりにくくなっているサインかもしれません。

4. 無理を重ねすぎない

「まだ大丈夫」と頑張り続けるほど、体は休みに入りにくくなります。小さな不調のうちに見直すことが大切です。

5. 強い変化は早めに確認する

胸の違和感が強い時、急な悪化がある時、いつもと違う不安定さがある時は、そのまま様子を見すぎず、専門の機関で確認してください。

まとめ

パニックや動悸が気になる時は、

  • 不安だけでなく体も強く緊張しやすくなっていることがある
  • 首肩のこわばりが重なっていることがある
  • 呼吸の浅さが落ち着きにくさにつながることがある
  • 胃やお腹まわりの緊張が関わることがある
  • 自律神経の乱れが気になりやすい流れになっていることがある
  • 筋膜の癒着によって緊張が抜けにくくなることがある

このようなことが重なっている場合があります。

当院では、筋膜の癒着をはがし、自己回復力を高めることを大切にしながら、首肩だけでなく、背中、胸、お腹まわり、呼吸まで含めて全体の流れを見ていきます。

不安感や動悸が続いている方、休んでも体の力が抜けにくい方は、一度体全体の状態を見直すきっかけにしてみてください。