こんにちは。静岡安倍川整体院です。
「キーンという音が気になる」
「静かな場所に行くと耳鳴りが目立つ」
「首肩のこわばりが強い日に、耳まわりも気になりやすい」
このように感じることはないでしょうか。
耳鳴りというと、耳だけの問題のように思われやすいものです。もちろん、急に強くなった時や、聞こえ方に大きな変化がある時は、早めに専門の機関で確認することが大切です。
その一方で、日々の中で続く耳鳴りを見ていく時には、耳のまわりだけでなく、首肩のこわばり、呼吸の浅さ、背中の張り、自律神経の乱れ、胃の不調、ストレスなど、体全体のつながりから考えたほうが整理しやすいことがあります。
今回は、耳鳴りのキーンという違和感と、体全体のつながりについてお話しします。
耳鳴りが気になる時は体も緊張しやすくなります
耳鳴りが続くと、それだけで気持ちが休まりにくくなることがあります。
音が気になる
↓
耳のことを意識する時間が増える
↓
体に力が入りやすくなる
↓
首肩や背中がこわばりやすくなる
このような流れになりやすく、耳鳴りそのものだけでなく、体全体の緊張も強まりやすくなります。
特に、もともと肩こりが出やすい方、眠りが浅くなりやすい方、忙しさの中で体の力が抜けにくい方は、この流れが重なりやすい傾向があります。
すると、耳鳴りだけでなく、首肩の張り、頭の重さ、呼吸の浅さまで一緒に出やすくなっていきます。
首肩のこわばりが耳まわりのつらさと重なりやすいことがあります
耳鳴りが気になる方の中には、首や肩のこわばりを強く感じている方が少なくありません。
首肩まわりは、頭を支えるだけでなく、日常の姿勢、目の使い方、腕の使い方、呼吸のしかたなどの影響を受けやすい場所です。
たとえば、
- パソコンやスマホを見る時間が長い
- 前かがみの姿勢が続きやすい
- 緊張することが多い
- 寝不足が続いている
- 呼吸が浅くなりやすい
こうしたことが重なると、首肩のこわばりが強くなりやすくなります。
首肩が固まりやすくなると、頭まわりの重さや張り感も出やすくなります。すると、耳鳴りそのものが気になりやすくなるだけでなく、耳のまわりまで余計につらく感じやすくなることがあります。
耳鳴りを耳だけの問題として見るのではなく、首肩のこわばりが重なってつらさを大きくしていないかを見ることは、とても大切です。
内耳と自律神経のつながりも無視できません
耳鳴りを考えるうえで、自律神経とのつながりも大切なポイントです。
耳鳴りの原因が関わる領域の一つに内耳がありますが、この内耳は自律神経の影響を受けやすいと考えられています。
そのため、自律神経のバランスが乱れると、耳まわりの違和感や耳鳴りにつながることがあります。
自律神経が乱れやすい時というのは、
- 忙しさが続いている
- 気を張る時間が長い
- 眠りが浅い
- 呼吸が浅い
- 気持ちが休まらない
このような状態が重なっていることが多いです。
耳鳴りがある時に、体の緊張や休まりにくさも一緒に出ているなら、自律神経とのつながりも視野に入れて見ていくことが大切です。
胃の不調が自律神経を通して耳鳴りに影響することがあります
耳鳴りというと、胃と結びつかないように感じる方も多いかもしれません。
ですが、胃は自律神経の影響を受けやすい場所です。
たとえば、
- 胃が重い
- 食後にすっきりしない
- 緊張すると胃がつらくなりやすい
- お腹まわりがいつも張っている
このような状態が続いていると、自律神経のバランスにも影響しやすくなります。
その結果として、耳鳴りへ派生していくことがあるとも考えられます。
もちろん、すべての耳鳴りが胃から来ているということではありません。
ただ、耳だけを見ていても整理しにくい時に、胃の状態やお腹まわりの緊張、自律神経の乱れまで含めて見ていくと、全体像がわかりやすくなることがあります。
呼吸が浅いと体が休まりにくくなります
耳鳴りが気になる方の中には、呼吸が浅くなっている方も少なくありません。
呼吸は、胸だけでしているわけではなく、首、肩、背中、胸、お腹などが一緒に動くことで自然にしやすくなります。ところが、首肩や胸まわりがこわばっていると、呼吸は少しずつ浅くなりやすくなります。
呼吸が浅くなると、
- 体が力みやすい
- 気持ちが落ち着きにくい
- 眠りが浅くなりやすい
- 首肩の張りが抜けにくい
といった流れにつながりやすくなります。
こうした状態が続くと、耳鳴りのことがさらに気になりやすくなり、体も休まりにくくなっていきます。
耳鳴りと呼吸は別のことのようでいて、体全体の緊張という面では深くつながっていることがあります。
筋膜の癒着があるとこわばりが抜けにくくなります
当院では、筋膜の癒着をはがし、自己回復力を高めることを大切にしています。
筋膜は、筋肉どうしや体のさまざまな部分をつないでいる組織です。この筋膜がこわばったり、癒着したりすると、動きがなめらかに出にくくなります。
たとえば、
- 首の後ろが張りやすい
- 肩が上がりやすい
- 背中が固まりやすい
- 胸が開きにくい
- あごまわりまで力が入りやすい
- お腹まわりが緊張しやすい
こうした状態があると、全体として力みが抜けにくくなります。
耳鳴りが気になる方の中には、耳だけでなく、こうした首肩から胸、お腹まわりにかけての緊張が重なっていることがあります。筋膜の癒着があると、呼吸のしにくさや首肩のこわばりも抜けにくくなり、つらさが長引きやすくなることがあります。
耳鳴り自体にメッセージ性を感じることもあります
耳鳴りは、体からのサインのように出ていると感じられることもあります。
たとえば、
「苦手な上司がいる側の耳だけ耳鳴りがする」
このように、強いストレスがかかる場面や、人間関係の負担と重なって耳鳴りが目立つことがあります。
もちろん、すべてを気持ちの問題だけで説明することはできません。
ですが、ストレスによって自律神経が乱れ、体が緊張し、首肩がこわばり、呼吸が浅くなり、その流れの中で耳鳴りが強くなるということは十分に考えられます。
その意味で耳鳴りは、ただ耳に起きていることとしてだけではなく、
今の体は無理をしていないか
気を張りすぎていないか
胃や呼吸まで含めて余裕を失っていないか
そんなことを見直すきっかけになることもあります。
耳だけでなく体全体の流れで見たほうがよいことがあります
耳鳴りがある時、耳だけを見るのではなく、体全体の流れとして見たほうが整理しやすいことがあります。
たとえば、
- 耳鳴りが気になる
- ストレスが重なる
- 自律神経が乱れやすくなる
- 胃やお腹まわりまで緊張しやすくなる
- 首肩がこわばる
- 呼吸が浅くなる
- さらに体が休まりにくくなる
このような流れです。
この場合、一つひとつが別々に起きているというより、同じ流れの中で重なっていることがあります。
だからこそ、耳鳴りだけに意識を向けるのではなく、首肩、背中、胸、お腹まわり、呼吸、自律神経の状態まで含めて、どこに余計な力が残っているかを見ることが大切になります。
当院が大切にしている見方
当院では、耳鳴りが気になる方に対しても、耳だけでなく、
なぜ体が休まりにくくなっているのか
なぜ首肩のこわばりが強くなりやすいのか
なぜ自律神経が乱れやすい状態になっているのか
という流れを見ていきます。
首の緊張はどうか。
肩の力みは強くなっていないか。
背中や胸まわりの動きは小さくなっていないか。
呼吸は浅くなっていないか。
胃やお腹まわりまで緊張していないか。
ストレスが強く重なっていないか。
こうしたつながりを見ながら、筋膜の癒着をはがしていくことで、体全体が動きやすい状態を目指していきます。
その結果として、首肩だけに負担が集まりにくくなり、自分の力で整いやすい流れにつながっていくことを大切にしています。
日常で意識したいこと
耳鳴りが気になる時は、日常でも少し意識できることがあります。
1. 首肩を固めたままにしない
長時間同じ姿勢が続くと、首肩のこわばりは強くなりやすくなります。こまめに肩の力を抜いたり、目線を上げたりするだけでも違います。
2. 息をゆっくり吐く
深く吸おうとするより、まずはゆっくり吐くことを意識すると、体の余計な力が抜けやすくなります。
3. 胃の不調をそのままにしない
食後の重さ、張り、むかつきなどが続く時は、お腹まわりの緊張や自律神経の乱れも含めて見直すことが大切です。
4. 音が気になる時ほど体の力みを見直す
耳鳴りが気になると、つい意識が音に集中しやすくなります。そんな時こそ、肩やあご、お腹に力が入っていないかを見直してみてください。
5. 急な変化は早めに確認する
急に強くなった時、聞こえ方に大きな変化がある時、めまいをともなう時は、そのまま様子を見すぎず、専門の機関で確認してください。
まとめ
耳鳴りのキーンという違和感が気になる時は、
- 耳だけでなく体全体が緊張しやすくなることがある
- 首肩のこわばりが重なってつらさが強くなることがある
- 内耳と自律神経のつながりが関わることがある
- 胃の不調が自律神経を通して影響することがある
- ストレスがきっかけになることがある
- 筋膜の癒着によってこわばりが抜けにくくなることがある
このように、いろいろな要因が重なっている場合があります。
当院では、筋膜の癒着をはがし、自己回復力を高めることを大切にしながら、首肩だけでなく、背中、胸、お腹まわり、呼吸、自律神経の状態まで含めて全体の流れを見ていきます。
耳鳴りにはほかにもさまざまな要因があります。気になる方、お悩みの方は、一人で抱え込まずにご相談ください。







