こんにちは。静岡安倍川整体院です。

「なかなか力が抜けない」
「休んでもすっきりしない」
「眠っても朝からだるい」
「呼吸が浅い感じが続いている」

このような状態が続くと、自律神経の乱れという言葉が気になる方も多いのではないでしょうか。

自律神経という言葉はよく知られていますが、実際にはとても幅の広いものです。単に気持ちの問題として片づけられるものではなく、眠り、呼吸、胃のはたらき、首肩のこわばり、体の休まりにくさなど、さまざまなことが関わっています。

今回は、自律神経の乱れが気になる時に、なぜ体全体のつながりで見たほうがよいのかについてお話しします。

自律神経の乱れが気になる時は体が休みに入りにくくなっています

自律神経の乱れが気になる方に多いのが、体が休みに入りにくくなっている状態です。

本来、体には動く時と休む時の切り替えがあります。
ですが、その切り替えがうまくいかなくなると、

  • 眠りが浅い
  • 朝から重い
  • 呼吸が浅い
  • 胃がすっきりしない
  • 首肩がこわばる
  • 気持ちまで落ち着きにくい

といった流れが出やすくなります。

この状態では、どこか一部分だけを見ても整理しにくいことがあります。なぜなら、体全体が常に少し緊張したままになっていることが多いからです。

首肩のこわばりが強い方は休みに入りにくいことがあります

自律神経の乱れが気になる方の中には、首肩のこわばりを強く感じている方が少なくありません。

たとえば、

  • いつも肩に力が入っている
  • 首の後ろが張りやすい
  • 背中まで固まりやすい
  • 仕事が終わっても気が抜けない
  • 寝る前まで頭が働き続ける感じがある

このような状態があると、体は休むよりも、ずっと頑張るほうへ傾きやすくなります。

首肩がこわばる

呼吸が浅くなる

体がさらに休まりにくくなる

また首肩が張りやすくなる

このような流れになることもあります。

ですので、自律神経の乱れを考える時には、首肩まわりのこわばりを切り離して考えないことが大切です。

呼吸の浅さは大きなサインのひとつです

自律神経の乱れが気になる方に共通しやすいのが、呼吸の浅さです。

呼吸は胸だけでしているわけではなく、首、肩、背中、胸、お腹などが一緒に動くことで自然にしやすくなります。
ところが、体が緊張していると、こうした動きが小さくなり、呼吸も浅くなりやすくなります。

呼吸が浅い状態が続くと、

  • 気持ちが落ち着きにくい
  • 眠りが浅くなりやすい
  • 胃やお腹まわりも固まりやすい
  • 疲れが抜けにくい
  • だるさが長引きやすい

といったことにつながりやすくなります。

呼吸は目に見えにくいですが、自律神経の乱れを考えるうえで、とても大切な手がかりになります。

胃の重さやお腹まわりの緊張が重なっていることもあります

自律神経と深く関わりやすい場所のひとつが、胃やお腹まわりです。

たとえば、

  • 緊張すると胃が重くなる
  • 食後にすっきりしない
  • お腹が張りやすい
  • みぞおちのあたりが固い感じがする

このようなことが続く時は、お腹まわりも力が抜けにくくなっていることがあります。

胃の不調がある

体が休まりにくくなる

呼吸が浅くなる

首肩もこわばりやすくなる

さらに自律神経の乱れが気になりやすくなる

このように、お腹まわりの状態も全体の流れの一部として見ることが大切です。

背中や胸まわりの固さも無視できません

自律神経の乱れというと、気持ちや内面のことに意識が向きやすいですが、実際には体の固さも大きく関わっていることがあります。

特に多いのが、

  • 背中が張りやすい
  • 胸の前が縮こまりやすい
  • 肩が前に入りやすい
  • 深く息をしづらい

といった状態です。

背中や胸まわりが固まると、呼吸はさらに浅くなりやすくなります。すると、体全体が休まりにくくなり、眠りの浅さやだるさも抜けにくくなります。

自律神経の乱れを考える時ほど、背中や胸まわりの状態も一緒に見ていくことが大切です。

筋膜の癒着があると緊張が抜けにくくなります

当院では、筋膜の癒着をはがし、自己回復力を高めることを大切にしています。

筋膜は、筋肉どうしや体のさまざまな部分をつないでいる組織です。
この筋膜がこわばったり、癒着したりすると、体はなめらかに動きにくくなります。

自律神経の乱れが気になる方では、

  • 首の後ろの張り
  • 肩の上がりやすさ
  • 背中の固さ
  • 胸まわりの縮こまり
  • お腹まわりの緊張

こうしたところに筋膜の癒着が重なっていることがあります。

その状態では、ただ休もうとしても体がうまく休みに入りにくくなることがあります。だからこそ、どこにこわばりが残っているのか、全体の流れの中で見ていくことが大切になります。

自律神経の乱れは体全体の流れで見たほうが整理しやすいことがあります

自律神経の乱れが気になる時は、ひとつの症状だけに注目するより、全身の流れで見たほうが整理しやすいことがあります。

たとえば、

  • 忙しさや緊張が続く
  • 首肩に力が入る
  • 背中や胸まわりが固まる
  • 呼吸が浅くなる
  • 胃やお腹まわりも緊張しやすくなる
  • 眠りが浅くなる
  • 朝からだるくなる
  • 自律神経の乱れが気になりやすくなる

このように、一つひとつがばらばらではなく、同じ流れの中で重なっていることがあります。

そのため、体全体のどこに余計な力が残っているのかを見ることが大切になります。

当院が大切にしている見方

当院では、自律神経の乱れが気になる方に対しても、ただ「自律神経」という言葉だけでまとめるのではなく、
なぜ体が休まりにくくなっているのか
なぜ呼吸が浅くなっているのか
なぜ首肩やお腹まわりの緊張が抜けにくいのか
という流れを見ていきます。

首の緊張はどうか。
肩の力みは強くなっていないか。
背中や胸まわりの動きは小さくなっていないか。
呼吸は浅くなっていないか。
胃やお腹まわりまで固まりやすくなっていないか。

こうしたつながりを見ながら、筋膜の癒着をはがしていくことで、体全体が動きやすく、休まりやすい状態を目指していきます。

その結果として、自分の力で整いやすい流れにつながっていくことを大切にしています。

日常で意識したいこと

自律神経の乱れが気になる時は、日常でも少し意識できることがあります。

1. 息をゆっくり吐く

深く吸おうとするより、まずはゆっくり吐くことを意識すると、体の余計な力が抜けやすくなります。

2. 首肩を固めたままにしない

長時間同じ姿勢が続くと、首肩のこわばりは強くなりやすくなります。こまめに姿勢をほどくことが大切です。

3. 胃の重さをそのままにしない

食後の重さやお腹の張りが続く時は、体が休まりにくくなっているサインかもしれません。

4. 背中や胸まわりを縮こませたままにしない

前かがみが続いた時は、軽く背中をひらいたり、胸の前を広げたりする意識も役立ちます。

5. 我慢しすぎない

「このくらい平気」と無理を重ねるほど、体は休みに入りにくくなります。小さなサインのうちに見直すことが大切です。

まとめ

自律神経の乱れが気になる時は、

  • 体が休みに入りにくくなっていることがある
  • 首肩のこわばりが強くなっていることがある
  • 呼吸の浅さが重なっていることがある
  • 胃やお腹まわりの緊張が関わることがある
  • 背中や胸まわりの固さが影響することがある
  • 筋膜の癒着によって緊張が抜けにくくなることがある

このようなことが重なっている場合があります。

当院では、筋膜の癒着をはがし、自己回復力を高めることを大切にしながら、首肩だけでなく、背中、胸、お腹まわり、呼吸まで含めて全体の流れを見ていきます。

休んでもすっきりしない方、眠りの浅さやだるさが続いている方は、一度体全体の状態を見直すきっかけにしてみてください。